qccパッケージは、品質管理で利用される管理図、工程能力、OC曲線等を計算・作成するためのパッケージです。管理図では、いわゆるシューハート(Shewhart)の管理図を作成することができます。工程能力シックスパックを利用すると、管理図の作成、ヒストグラムの作成、工程能力指数の計算を一度に行うことができます。
メインの関数は、qcc()です。
計量値の管理図では、3シグマ法がデフォルトですが、標準偏差の推定に範囲R等を利用しないため、標準的なテキストにある数値表を利用した管理限界(UCL,LCL)の値とは異なるようです。
項目 | 説明 |
.qcc.options | `qcc'パッケージのオプション設定 |
beyond.limits | シューハート管理図に対するルールの設定 |
cause.and.effect | 特性要因図 |
circuit | 回路板データ |
cusum.qcc | 累積和(Cusum)管理図 |
dyedcloth | 染色布データ |
ewma | 指数加重移動平均(EWMA)管理図 |
ewmaSmooth | 指数加重移動平均(EWMA)平滑化関数 |
limits.c | c管理図の管理限界 |
limits.np | np管理図の管理限界 |
limits.p | p管理図の管理限界 |
limits.R | R管理図の管理限界 |
limits.S | s管理図の管理限界 |
limits.u | u管理図の管理限界 |
limits.xbar | Xbar管理図の管理限界 |
limits.xbar.one | X管理図の管理限界 |
oc.curves | 検査特性曲線(OC曲線) |
orangejuice | オレンジジュースデータ |
orangejuice2 | オレンジジュースデータ パート2 |
pareto.chart | パレート図 |
pcmanufact | パソコンメーカーデータ |
pistonrings | ピストンリングデータ |
plot.qcc | 管理図を描く |
print.qcc | Quality Control Charts |
process.capability | 工程能力分析 |
process.capability.sixpack | 工程能力シックスパック |
qcc (Wiki名-> qcc_function ) | 管理図 |
qcc.groups | データのグルーピング |
qcc.options .qcc.optionsと同内容 | `qcc' パッケージへのオプションの設定 |
qcc.overdispersion.test | 2項データとポアソンデータに対する過大分散の検定 |
sd.c | c管理図の標準偏差の計算 |
sd.np | np管理図の標準偏差の計算 |
sd.p | p管理図の標準偏差の計算 |
sd.R | R管理図の標準偏差の計算 |
sd.S | s管理図の標準偏差の計算 |
sd.u | u管理図の標準偏差の計算 |
sd.xbar | Xbar管理図の標準偏差の計算 |
sd.xbar.one | X管理図の管理図の標準偏差の計算 |
shewhart.rules | シューハート管理図のルールの設定 |
stats.c | c管理図の情報 |
stats.np | np管理図の情報 |
stats.p | p管理図の情報 |
stats.R | R管理図の情報 |
stats.S | s管理図の情報 |
stats.u | u管理図の情報 |
stats.xbar | Xbar管理図の情報 |
stats.xbar.one | X管理図の情報 |
summary.qcc | 管理図の要約統計量 |
violating.runs | シューハート管理図の連検定のルール設定 |