R-2.1.0 (Windows版)のインストール†
ここでは、ついに国際化されたR-2.1.0 Windows版を新規インストールして、日本語メッセージで使う方法を説明します。
- ダウンロード
まず、CRAN(国内ミラー)からWindows用のバイナリ、rw2010.exeをダウンロードします。

- rw2010.exeを実行します。以下のようなウィンドウが現れます。"Next"ボタンで次に進みます。

- License Agreement が表示されます。受諾する場合は"I accept the agreement"にチェックし、"Next"で次に進みます。受諾できない場合はRを利用することはできません。

- インストール先を選択します。多くの場合はデフォルトのままで問題ないでしょう。"Next"で次に進みます。

- インストールコンポーネントの選択です。"Chinese/Japanese/Korean installation"を選択し、"Next"で次に進みます。

- スタートメニューフォルダの選択です。多くの場合はデフォルトのままで問題ないでしょう。"Next"で次に進みます。

- デスクトップアイコンやクイック起動アイコンの設定です。好みに応じて設定し、"Next"で次に進みます。

- インストールが実行されます。完了するまでしばらく待ちましょう。

- インストールが完了しました。"Finish"を押して終了し、続けてインストールされたRを起動して日本語表示のための設定を行いましょう。

- Rを起動します。最初は日本語環境のための設定は行われていないので、メッセージが文字化けします。

- メニューは大丈夫なので、「編集」から「GUIプリファレンス...」を選択しましょう。

- Rgui Configuration Editorというウィンドウが開きます。"Font"の部分が"Courier New"になっていますが、"MS Gothic"に変更しましょう。

- MS Gothicに変更したら、「保存」ボタンを押します。

- 初期設定ファイル"Rconsole"を保存する場所の選択画面になります。デフォルトの"My Documents(マイ ドキュメント)で問題ないので、そのまま「保存」を押して保存しましょう。

- Rgui Configuration Editorウィンドウに戻るので、"Ok"ボタンで閉じます。
- Rを一度終了します。作業スペース(image)を保存するかどうかたずねるウィンドウが出ますから、フォントの変更以外何も作業をしていないならば"いいえ"と答えましょう(通常、何か作業をしたあとなどで、作業結果を保存しておきたい場合は"はい"と答えます)

- 次に、グラフィックのフォント用の日本語化設定を行います。
RdevgaからRdevgaファイルをダウンロードしましょう。
- ダウンロードした Rdevga ファイルを、そのまま「マイ ドキュメント」にコピーしてください。
- これで、次回のR起動時から、メッセージ、グラフィックとも文字化けせず日本語を使うことができるでしょう。
- 日本語化なんでも掲示板に同趣旨の質問があるのを見落としていたので、自主的に削除します。 -- 矢野
- メニューが英語のままの場合は環境変数LANGをjaに設定する --
- 2.1.1@WinXP(SP1)では,Rdevgaを作業フォルダにおいてもだめでした./rw2011/etc のRdevga と置き換えることで日本語化できました. -- 安藤
- スミマセン.上記の書き込みは,2.1.1@Win2000(SP4)の間違いです.2.1.1@WinXP(SP1)では,作業フォルダに置くだけで正常に表示されました. -- 安藤
- 16以降のプロセスですが、Rdevgaのところをクリックすると、プログラムと思わしきものが書かれているWEBにつながります。それを、コピーして、txtファイルにペーストした後、マイドキュメントに保存したのですが、グラフィックは文字化けしたままです。どうすればよいか、ご教授願えないでしょうか -- くりさき
- http://r.nakama.ne.jp/R-2.1.0/config/win32/ 以下にも一応ファイルがあるんで,それと置き換えてみてもらえますか.(古い記事は倉庫作った方がいいのかなぁ?でもたぶんそう言う問題だけでも無いか.) -- なかま