Rのヘルプ機能
R の魅力の一つは充実した(オンライン)ヘルプ機能です。このチップスではそうした機能を紹介していきます。
help(foo) #または簡略形 ?foo
help(parcoord, package=MASS)
help("for") # もしくは ?"for" ?"+"
help(package="stepfun") # パッケージ "stepfun" 中のオブジェクト一覧(パッケージ未ロードでも可)
data() # 現在利用可能なすべてのデータセットの一覧 ?women # データセットの解説も同様に得られる
data(package = "base") # パッケージ base で使用可能なデータセットを表示 data(USArrests, "VADeaths") # データセット 'USArrests' and 'VADeaths' をロード help(USArrests) # データセット 'USArrests' に関するヘルプ
example(solve)
par(ask = TRUE)
キーワードの一部で良い。現在インストール済みでパッケージ検索パス中にある全パッケージが対象。オブジェクトドキュメントのタイトル、別名、キーワード等からの検索を指定できる。 キーワードは文字列なので二重括弧で囲む必要。 キーワードの一部で良い。現在インストール済みでパッケージ検索パス中にある全パッケージが対象。オブジェクトドキュメントのタイトル、別名、キーワード等からの検索を指定できる。
help.search("linear models") # 説明に単語 'linear models' を含むドキュメントの検索(大小文字を区別せずに検索) help.search("print") # トピックやタイトルが 'print' を含むドキュメント help.search(apropos = "print") # 上と同じ help.search(keyword = "hplot") # キーワード "hplot" (high-level) を持つドキュメント help.search("\\btry", fields = "alias") # 別名の先頭が ”try" で始まるオブジェクト(正規表現使用)
R およびアドオンパッケージをインストールすると適当なディレクトリに膨大なヘルプ文章が登録される。一つは help() 関数で表示される man 形式のドキュメントであるが、latex 形式のドキュメントも一揃い用意されている。これらは Rd 書式という独自のフォーマットで記述されたヘルプドキュメントから適当な Perl スクリプトでインストール時に生成される。latex 形式のドキュメントは最終的に ps ファイルに変換され印刷されることを想定している。
> options(latexcmd="/usr/bin/latex") # 環境変数 > options(dvipscmd="/usr/bin/dvips") > help(optim, offline=TRUE) Saving help page to 'optim.ps' # optim.tex から optim.ps が作られた
> options(dvipscmd="/usr/bin/xdvi")
cp ./*.dvi /tmpというスクリプトファイル(名前を仮に makedvi)に実行属性をつけ(*unix OS の場合)た上で
> options(dvipscmd="./makedvi")としてやる。