現在は、graphic deviceのパッケージとして公開しています。†
http://r-forge.r-project.org/R/?group_id=193
何のパッチ?†
pdf()で作成されるPDFファイルに対して、PDFのアノテーションオブジェクトを書き込めるパッチです。
何が出来る?†
PDFにポップアップのメモを入れたり、URLのリンクを張ることが出来ます。
添付のPDFを開いて確認してみて下さい。
パッチはどこ?†
どうやって使うの?†
マニュアルはまだありません。サンプルスクリプトを見て下さい。
私のPCで動く?†
開発はMac OS X 10.5.2で行っています。
Linuxなら問題なく動くと思います。
Windowsは分かりません。
本家のRに取り込まれる?†
だれか、本家にパッチを採用してもらえるノウハウを教えて下さい。。。
経験者いませんか?
仕事で作ったパッチですか?†
いえ、毎日夜なべして作りました。仕事でRを使っていますが、全く無関係です。
コメント†
- 本家にパッチを送りたいんですけど、どの程度の完成度で送ればいいのか分かりません。その辺りのことをご存知の方いませんでしょうか? -- tadakado
- 面白いけどとりあえずうまい使い方が?本体へのパッチではなく、パッケージにすることは無理なのでしょうか。そのほうが受け入れられやすいような気が。 --
- 確かにパッケージの方が良さそうです。しかし、本体のグラフィックデバイスの構造体に手を入れているので、私の力では、分離してパッケージ化することは困難です。R-2.7.0で構造体の管理も変わるらしいし、どうしたもんでしょうか? -- tadakado
- 使い道の例としては、このような図のIDに対して、Web上のデータベースへのリンクを付けることで、データの解釈の参考になります。仕事の話なので、面白くありませんが。。。 -- tadakado
- パッチは、grDevicesライブラリに当てているので、コピーをgrDevPdfとして作り、いくつかのファイルを修正したところ、grDevPdfライブラリとして作成することが出来ました。本体のパッチが受け入れてもらえなければ、パッケージ化も可能に思えてきました。ありがとうございました。 -- tadakado
- URL へのリンクだけでなく、埋め込み隠しコメントとして使えるわけですね。個人的にはこちらのほうが使い道がありそうな気がします。 --
- Rのグラフィック出力は静的なものが多いので、この機能は非常に良いと思います。ライブラリにしていただけたら即使います。 -- okinawa
- 別ファイルへのハイパーリンクも可能と思う(?)ので、例えばPDF画像をプレゼンのメイン(目次)として、そこからクリック一発で別画面へ移動するなど、使い道はあれこれあるような気がしてきました。 --
- R-develのメーリングリストにそのまま送ればいいですよ. ただし, R-devel(開発者版)に合わせて改修してください. -- なかま
- 内部に著しく依存するから、本体へのパッチが適切でしょう. -- なかま
- Swaeveとうまく組み合わせれると嬉しいかも。Latexのコードをのグラフィックに入れたいなと思うときがあります。 -- akira
- ご意見いろいろとありがとうございました。PDFに埋め込む情報の種類を増やしたパッチを開発版で作って、メーリングリストに出してみようと思います。 -- tadakado
- メーリングリストに投稿しましたが、反応はありませんでした。パッケージを作ってたくさんの人に使ってもらうのが先かな?とりあえず、R-2.7.0用のパッチを置いておきます。 -- tadakado
- 私でよければ, Windows版のバイナリ作りましょうか? それで, r-helpに投げれば, だれか使ってコメントぐらいは出てくるかもしれません(Rのユーザの殆どは窓ユーザですし). わたしもアノテーションは作ろうとは思って, sitemapみたいなのはためにし作りました. PDFはなんとかなると思っていたので, mod_ext_filter(hoge.jpgとかを差し替える仕組をどうしようか...)でこのへんまとめてなんとか出来ないかとおもって放置したままです. -- なかま
- ぜひWindowsのバイナリをお願いします。パッチ修正しました。R-2.7.0.patchです。 -- tadakado
- ここに置きました. -- なかま
- URLが長いのでページを移動しました。 -- tadakado
- Windows版のコンパイルありがとうございました。サンプルのスクリプトは正しく動きました。パッチと合わせてメーリングリストに再度投稿してみます。 -- tadakado
- メーリングリストに投稿したところ、R core teamの人らからコメントをいただきました。やはりパッケージを作ろうよ、ということになりました。完成はいつになるやら。。。 -- tadakado
- たいへんでしょうけど, 是非.(^_^; devPSの汚いのは33%ぐらいは私の責任かもです... -- なかま
- 来月リリース予定の Adobe の Acrobat 9 のPDF ポートフォリオに対応したオープンソースの R で利用できるPDFライブラリは出るのでしょうか? --
- 私の方では予定しておりません。ポートフォリオで追加されたPDFの文法を見てみなければ分かりませんが、RのPDFデバイス用のコードは、各所にハードコーディングされているので、簡単に対応するのは難しいと思います。 -- tadakado
- macでは、パッケージ版がビルドできるようになり、きちんと動いてます。textとmtextもオーバーライドする予定なので、url="..."のようなオプションのみでリンクが付けられるようになる予定です。WinとLinuxへの対応は、Makevarsやconfigureの書き方が分からないので、メーリングリストで聞いているところです。 -- tadakado
- んと, 外部のライブラリ参照とかリンクする必要がなければ不要です. Writing R Extensions が丁寧かと言えば... 例えば, R本体のヘッダはR_INCLUDE_DIR に定義されて, etc/Makevars を見てもらえれば良いのですが, デフォルトのプリプロセッサオプションに展開されてインクルードのパスにされます. Rinternals.hとかの標準提供では足りないのがあれば, 自前で書けば良いですし, 結構みなさんかなり適当なものを書いてあります. もちろん, きちんと書けるにこした事は無いのですが... -- なかま
- 結局、LinuxとWindowsでは、Rのソースコードを展開してconfigureをかけたあとのsrc/includeを指定してもらうというかたちでしか解決できませんでした。とりあえずhttp://r-forge.r-project.org/projects/pdf2/でリリースしました。ありがとうございます。 -- tadakado
- お疲れさまでした。とても使いやすそうですね。今はちょっと離れていますので、近いうちに活用させていただきます。 -- akira
- Ripley教授に注意されてしまったので、もう少しスマートな方法でインストールできるように修正しました。相変わらず、macでしか検証していません。うまくコンパイルできようであれば、一日以内に上記のサイトからダウンロードできるようになると思います。 -- tadakado
- しばらくほったらかしでしたが、R-2.8.1対応版を公開しました。Unix,Win,Macで動きます。 -- tadakado
- R-2.10.0対応版を公開中しました。 -- tadakado