iPhone/iPodTouchでRのネイティブ実行ができるようになるのはまだ先だと思いますが、それまでにRとiPhone/iPodTouchを使った面白い利用方法を紹介します。(情報追加大歓迎!)
iPhone/iPodTouchを印刷の出力先に指定できるApp(有料)
(1)AppStoreでhoudah softwareで検索
(2)ATCPrinterをダウンロード
(3)Mac側に連動プログラム(ATCPrinterMac:無料)をインストール http://www.houdah.com/iPhone/index.html
(4)MacにATCPrinterMacをインストールすると、「プリント...」のPDFメニュー内にprint to iphoneが追加される
(5)print to iphoneで印刷するとPDFが生成され、そのファイルがiphone/ipodTouch内のATCPrinter内に保存されるようになる(同一Wifiセグメント内)
(6)Mac版Rで統計解析した後、作成したグラフやRコンソールをprint to iphoneで印刷すると出力結果が持ち歩けて、なにかと便利です(日本語もきちんと表示されます)
注)Mac版のみです。Win版はありません。
iPhone/iPodTouchとPCでファイル共有するAppはいくつもあります。単にファイルを保存するだけではなく閲覧もできますので、とても便利です。
iPhoneOSは標準で多くのファイルフォーマットの表示に対応していますので、色々追加して試してみてください。
現在対応していないフォーマット:
kml,flv
WebDAVでiPhone/iPodTouchとPCのファイル共有ができるApp(有料)
(1)AirSharingをAppStoreからダウンロード
(2)PCからAirShareingへの接続は http://iPod.local:8080 (ipodTouchの場合:iPhoneではiPhone.local:8080)
(3)Macでは「サーバーへ接続」に登録しておくと便利
(4)PCの画面からドラッグ/ドロップでファイルを保存できる
*PCのRからiPhone/iPodTouchに保存されたファイルを利用するTips
AirsharingのSamplesフォルダにtest.Rが入っている場合、PCのRから
url.show("http://ipod.local:8080/Smaples/test.R")
を実行すると、test.RがPC側に表示される。
download.file("http://ipod.local:8080/Smaples/test.R","/test.R")
で、ローカルにtest.Rをダウンロードできる。
*RCurlだと、R内部にダイレクトに取り込める。
WebDAVでiPhone/iPodTouchとPCのファイル共有ができるApp(無料)
(1)基本的に、AirSharingと同じ
WebDAVでiPhone/iPodTouchとPCのファイル共有ができるApp(無料)
(1)基本的に、AirSharingと同じ
サムネールで中身が見えるのでGood
MacをwebDAVサーバーにして、DEV-E(webDEVクライアント)でアクセスする。
上記3つの逆の仕組み。Mac(webDAV Server)<===>iphone/ipodTouch(webDAV Client)
(1)MacをwebDEVサーバーにする(http://earlybirds.ddo.jp/namahage/inegalog/article.php?id=51#cannotconnectdav 参照)
(2)AppStoreよりDEV-Eをダウンロード
(3)(1)で設定した、接続URL,Username,Passwordを入力しconnectボタンを押すとMacに接続される。