SASユーザーがRに移行する時のちょっとした技を上半分に各自箇条書きでまとめ、下半分はFAQ(とまでいかなくても移行に当たっての疑問など)掲示板です。掲示板でまとまれば上半分に移動。量が多くなれば別頁に という方針でお願いします。
いろいろとありますが、SASはデータ操作に強いと言われています。Rでも工夫することになれれば、大体のことが出来ると思います。
いろいろな方法があるなかの一部を紹介します。もちろん、もともとの.datファイルがあって、変数名前も分かっている場合は素直にread.table()で、データの読み込みと変数名をつけることが同時にできます。
SAS > text(.csv) > read.csv("hoge.csv")
基本 missingも問題なし 変数が255個以下なら途中Excelでいじることも可。 Ver.8ならメニューからExportを選んでも良いし、昔のSASならPROC EXPORTで出力も可。 read.tableと違ってread.csvはheader=Tがデフォルトなので楽。
StattransferでRで読み込めるファイルに変換
たとえばSASトランスポートファイル(.tpt)*1に変換してread.xportもしくはSPSS(.sav)に変換後read.spss("hoge.sav",to.data.frame=T)
なぜかread.spssはto.data.frame=F とデータフレームにしないのがデフォルトになっているのが不便。Stattransferを使えばSASを立ち上げることなしに変数選択できたりするのが便利。
読み込み時にレコードの数を制限したい場合は read.table で skipオプション(skip=n)で最初のレコードn件をスキップするかscan でskip=n,nlines=mで 最初のレコードn件スキップしてm件のレコード読み込み可