GGobiとは,ダイナミックな視覚化システム XGobi を Windows 上で使用可能にしたもので,R では Rggobi パッケージとして提供されている.2次元の散布図(scatterplot)や散布図行列(scatterplot matrices) などが表示でき,マウスでグリグリして遊ぶことが出来る.
RggobiWin_0.4-1.zip をダウンロードする.
http://www.ggobi.org/Download.html
R のメニュー [Package] の [Install ... from local zip... ] からダウンロードした zip ファイルを選択する.よく分からない方は圧縮ファイルを解凍して,フォルダ「Rggobi」を丸ごと R のライブラリフォルダ(library)にコピーする.
例えば Win 2000 や XP ならば変数名 Path に
C:\Program Files\R\rw1091\library\Rggobi\libs
を指定する(↑デフォルト指定).Win98, WinMe ならば Autoexec.bat の PATH に
C:\Program Files\R\rw1091\library\Rggobi\libs
を追加すればよい.Autoexec.bat の設定は慎重に(間違うとえらいことになります).
まずパッケージを呼び出してから…
library(Rggobi)
見たい(遊びたい)データを呼び出して実行すればよい.
data(mtcars) ggobi(mtcars)
以下のメニューを選択することで…
マウスで動かすことも出来る.初期状態は以下のようなもので…
マウスでグリグリした後は…
金明哲 (2004/3):RGgobiとデータの視覚化、ESTRELA,No.120,p.82-87.