R for OSXで IPAフォントの利用
OSX標準のX11ではTcl/Tkのフォントがあまり:-)にも美しいでしょうし, X11()を使いたい場合に美しいフォントが欲しいのは人情です(jpegやpngもX11を使いますし,なにより他のOSと同じスクリプトを使いたいのは人情でしょう).
otfでは斜体もボールドもX11のTTCapが使えないので表現出来ません.
ttfを使うにはmsminchoと言うのも可能ですが, ライセンスに問題があります. フリーのフォントはそれなりです. そこでIPAフォントの出番です.
http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/よりライセンスを読んで「同意する」(同意できなければ利用できません) 可能ならダウンロードを行います. zipファイルなので、ダブルクリックで解凍します.
sudo mkdir -p /usr/X11R6/lib/X11/fonts/ipa
sudo cd ~/Desktop/IPAfont00201 sudo cp *.ttf /usr/X11R6/lib/X11/fonts/ipa
手で書きたく無い人は, fonts.dir.2.txtを持っていってください.
sudo cp fonts.dir.2.txt /usr/X11R6/lib/X11/fonts/ipa/fonts.dir
xset +fp reash の追加を行います
--- /etc/X11/xinit/xinitrc.orig +++ /etc/X11/xinit/xinitrc @@ -24,6 +24,9 @@ xmodmap "$usermodmap" fi +xset +fp /usr/X11R6/lib/X11/fonts/ipa +xset reash + # start some nice programs xterm &
入力が面倒な方は,xinitrc.txtをダウンロードしていただいて
sudo cp -p /etc/X11/xinit/xinitrc /etc/X11/xinit/xinitrc.orig sudo cp xinitrc.txt /etc/X11/xinit/xinitrc
としていただければ良いでしょう
xinitrcの場所が変更になったので
sudo cp -p /usr/X11/xinit/xinitrc /usr/X11/xinit/xinitrc.orig sudo cp xinitrc.txt /usr/X11/xinit/xinitrc
として下さい
`~/.Rprofile'ファイルに以下を加えます.
options(X11fonts=c("-ipagothic-gothic-%s-%s-normal--%d-*-*-*-*-*-*-*", "-adobe-symbol-medium-r-*-*-%d-*-*-*-*-*-*-*"))
`~/.Rprofile'ファイルに以下を加えます.
grDevices::X11.options(fonts=c("-ipagothic-gothic-%s-%s-normal--%d-*-*-*-*-*-*-*", "-adobe-symbol-medium-r-*-*-%d-*-*-*-*-*-*-*"))
xterm上から確認を行います
xlsfonts | grep ipagothic
を実行して, fonts.dir を呼んでくれれば, -ipagothic-gothic-とかが出てきます. 出て来なければ、fontpathかfonts.dirが間違ってるのでしょう.(^_^;
選んで表示してみる
xfontsel
40とかの大きなフォントで表示可能か?
xfd -fn "-ipagothic-gothic-medium-r-normal--40-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*"
FontStructがどうとか出てくるようなら, フォント名の指定が怪しいか, fonts.dirが怪しいかのどちらかです
尚, typoがあったら便宜書き換えていただけると...