グラフィックス参考実例集:プロット点のタイプ
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plot(), points() 等のグラフィックス関数による点の形状はオプション pch=n、もしくは pch="シンボル文字" で指定される。以下はそのサンプルである。
注: pch="." (ピリオッド文字)は真正のドット(指定位置にちょうど置かれる1ピクセルの点)で、文字拡大率に影響されない。これはドットをつなげて曲線を描く等に使うため、他の文字記号指定とはことなり、特別な仕様になっているらしい。
ある方からのコメント:「pch=0 は pch=22 と同じ。」 実は奇妙なことに pch="" も pch=22 と同じになります(ほとんどバグ?)。pch=21 は pch=1 と同じに見えますね(他にも同じようなシンボルがいくつか)。 更に pch=n (n=-1,-2,...) は pch=1 と同じになります。n=33,...,126 は半角 alphanumeric、そして n=161,...,255 あたりではエキゾチックな文字がでてきますよ。
pchは0〜25まで定義されているドットは特殊な処理を施している。0,22は 気持ち違う程度。 32(0x20)〜255(0xff)はそのフォントの文字(1byte)が出てくる。 デフォルトのpchは1である。 pch=NULLはデフォルトの1が割り当てられるが, pch=""は0とみなされる。ちなみに0と22では22の方が若干小さい矩形である。
pch | 形状 |
0 | S square |
1 | S octahedron ( circle) |
2 | S triangle - point up |
3 | S plus |
4 | S times |
5 | S diamond |
6 | S triangle - point down |
7 | S square and times superimposed |
8 | S plus and times superimposed |
9 | S diamond and plus superimposed |
10 | S hexagon (circle) and plus superimposed |
11 | S superimposed triangles |
12 | S square and plus superimposed |
13 | S octagon (circle) and times superimposed |
14 | S square and point-up triangle superimposed |
15 | S filled square |
16 | S filled octagon (circle) |
17 | S filled point-up triangle |
18 | S filled diamond |
19 | R filled circle |
20 | R `Dot' (small circle) |
21 | circles |
22 | squares |
23 | diamonds |
24 | triangle (point up) |
25 | triangle (point down) |