knit2html で html ファイルを作る

 bar.Rmd ファイルを knit2html で処理し,できた bar.html ファイルを編集して,比較的まともな html 文書として,それを pdf 印刷する。

 念のため書いておくけど,RStudio でやるんじゃないからね。適当なエディタ(R のエディタでも良いし,もちろん RStudhio でもいいけど)で bar.rmd を書いて,R コンソールから文書整形のために定義した rmd 関数を起動する(慣れたら,別にたいして面倒ではないと思うけど)。

 knit2html() のほうで,いろいろ機能拡張をやってくれればいいのだけどね。もっとも,自分の好きなようにやるというなら,このままでもいいかもしれないけど。



1 拡張された機能

  1. 文章構造
    1. レベル 1 は「タイトル」(センタリング)
    2. レベル 2 〜 4 は,「章」,「節」,「項」
    3. レベルに応じて見出しのフォントサイズが調整される
    4. 見出しには自動で振られる番号が含まれる
  2. 文書作成日付の刻印(右詰め)
  3. 図表
    1. センタリングされる
    2. 自動で振られる番号付きのキャプションを付けることができる
    3. 図表番号の参照ができる <NEW!>

2 使用法

  1. この後に提示する rmd 関数,changeEncoding 関数を用意しておく
    1. 機能拡張は changeEncoding 関数による
  2. bar.Rmd ファイルのあるディレクトリを作業ディレクトリとする setwd("foo")
  3. 図を使用する場合には,figure というサブディレクトリを作っておく
  4. rmd("bar.Rmd") とすれば,作業ディレクトリに bar.html ができる(はず)
    1. Windows でも、bar.Rmd のエンコーディングは utf-8 にしておくこと
  5. ブラウザに表示後,
    1. Mac ならば,印刷で PDF ファイルとして出力できる
    2. Windows では?  少なくとも,印刷はできるが

3 新たに定義する 2 つの関数

エンコーディングは utf-8 なので,Windows で読み込むときは注意

rmd() と changeEncoding.R() の 2 つの関数を含む

filermd.R

4 入力ファイル例

filebar.Rmd Feb 28 17:28 2014

5 出力ファイル例

filebar.html

ブラウザで表示し,bar.Rmd と比較対照してください。

6 出来たらいいな〜

  1. 参照 <実装済み>
    文章中 <ref bar> 文章中 (図表番号,ページ数の参照)
      :
    <label bar>  (定義場所:図表の位置,ページ)
  2. 誰かボランティアで,パッケージにでもしてくれるなら,ご自由に!!

7 そんな面倒なこというなら,Sweave で書いたら??

それを言っちゃあ〜,おしめ〜〜よ(^_^)


添付ファイル: filermd.R 787件 [詳細] filebar.html 1555件 [詳細] filebar.Rmd 750件 [詳細]

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Last-modified: 2023-03-25 (土) 11:19:16