*COLOR(red){SIZE(20){RでExcelのファイルを読む}} [#e0b2e363] ([[RODBC]],[[RODBC(ODBCデータベース・アクセス)パッケージ中のオブジェクト一覧]]を参照) RODBCを使い、ODBC経由でEXCEL(.xls)のデータを読み込みます。~ これで日本の多くの統計情報(なぜかEXCELでの提供が多い)が扱えると思います。 xlsxファイルについては→[[EXCEL2007ファイルの読み書き]] xlsxファイルについては→[[Excel2007ファイルの読み書き]] **使用例 [#ga3ffc67] > library(RODBC) > conn <- odbcConnectExcel("d:/home/hoge/2003都道府県別人口.xls") > # テーブル(シートの一覧) > sqlTables(conn) TABLE_CAT TABLE_SCHEM TABLE_NAME TABLE_TYPE 1 d:\\home\\hoge\\2003都道府県別人口 <NA> 都道府県別人口$ SYSTEM TABLE REMARKS 1 <NA> > tbl<-sqlQuery(conn,"select * from [都道府県別人口$]" ) > is.data.frame(tbl) [1] TRUE > barplot(tbl$人口/10000,main="都道府県別人口",ylab="万人",names=as.vector(tbl$都道府県),las=3) > odbcClose(conn) *** odbcConnectExcel [#wa8fb9fa] ファイル名を与えるとき、お手軽でよい。 ファイルを任意に選びたいときは、odbcConnect("Excel Files") とすると、ブックの選択 ダイヤログが出てくるので便利である。 -使用例~ [[(Rで学ぶ)データマイニング1 データ解析の視点から (熊谷 悦生著, 舟尾 暢男著):http://www.amazon.co.jp/dp/4861671760]]九天社に利用例あり。 *** sqlQuery [#oe0dc84f] TABLE_NAME はシート名の事。 列を選択したいときは、たとえば、1列目に"都道府県,人口"としてあるなら、 sqlQuery(conn,"select [都道府県],[人口] from [都道府県別人口$]" で読めるはずである。 *** read.xls [#pa0d3442] Windows の場合は Active Perl が必要で、read.xls 使用時には以下のように、Perl のパス名を指定する。デフォルトでは、1番目のシートを読み込む。残念ながら、Windowsでは日本語未対応のようだ。 -使用例 >library(gdata) >jpnpop <- read.xls("d:/home/hoge/2003都道府県別人口.xls", perl="C:/perl/bin/perl.exe") *** xlsReadWrite [#z9c6ff2a] ネィティブの xls ファイルの読み書きが可能。日本語に対応。 ***dataframes2xls [#a1ab8346] データフレームを XLS ファイルに書き込む -使用例~ [[(Rで学ぶ)データマイニング1 データ解析の視点から (熊谷 悦生著, 舟尾 暢男著):http://www.amazon.co.jp/dp/4861671760]]九天社に利用例あり。 *** 注意 [#q25841b0] 日本語を扱う場合は日本語パッチが必要。~ 運が悪いと落ちるので、こまめにセーブ。~ カラムの一覧はよくわからない。~ # たしか、ODBCって元々弱かったと思うのだけど。~ *** 参考サイト [#y938c988] -[[エクセルデータのcsvファイルによるインポート]] *** 他の情報も求む。 [#xd289dc3] - Rコマンダーのメニューから、データ→データのインポート→Excel、Access、dBaseのデータセットからを選択し、データセット名をつけて、ファイルを選択すれば、読み込めるはずです。 -- [[おたに]] &new{2007-04-17 (火) 10:28:43}; - Rコマンダーの〔データのインポート→Excel、Access、dBaseのデータセット〕は、裏で RODBC が動いています。 -- &new{2007-05-1 (火) 13:28:43}; - 確かにそうですね。Rを広めるためにはRコマンダーを使って、読み込む方法を書き込んだほうがよいかな、と思ったので。 -- [[おたに]] &new{2007-05-01 (火) 20:08:26}; - r-help 記事より引用 (2007-08-12) There are also some notes about this in the R Data Import/Export manual: http://cran.r-project.org/doc/manuals/R-data.html#Reading-Excel-spreadsheets But I've gathered the following examples from the R-help mailing list archives [in addition to the option of saving the spreadsheet as a .csv file and reading it in with read.csv()]. Personally, I use option 4 regularly (I happened to have Perl installed on my Windows XP machine already) and have had good luck with it. Hope this helps. ========= Option 1 ========= # SIMPLEST OPTION install.packages(xlsReadWrite) library(xlsReadWrite) data = read.xls("sampledata.xls",sheet=1) ========= Option 2 ========= # ALSO SIMPLE BUT MORE MANUAL WORK EACH TIME # (1) highlight region in Excel you want to import and data = read.delim(file="clipboard",header=TRUE) # or, if you don't have a header, data = read.delim(file="clipboard",header=FALSE) ========= Option 3 ========= # RODBC IS A BIG APPLICATION, FOR INTERFACING # WITH MANY TYPES OF FILES/SERVERS install.packages(RODBC) library(RODBC) fid <- odbcConnectExcel("sampledata.xls") data <- sqlFetch(fid,"Sheet1") close(fid) ========= Option 4 ========= # REQUIRES CONCURRENT INSTALLATION OF PERL install.packages(gdata) library(gdata) data = read.xls("sampledata.xls",sheet=1) - データ→データのインポートと進んでもテキスト、SPSS、Minitab、Stataのデータセットのみが表示され、「Excel、Access、dBase」がでないのはなぜでしょうか -- &new{2007-09-16 (日) 16:54:22}; - 普通は出ますよ。バージョンが古いのでは??~ [[統計解析フリーソフト R 入門:http://cwoweb2.bai.ne.jp/~jgb11101/files/R-commander.pdf]] あたりをごらんください。 -- &new{2007-09-16 (日) 20:04:27}; - Rcommanderについては、Windows(普通?)ではないOSをご利用の方は、エクセル等を読むことができないのだと思います。うちのPCでも、Windowsでは「Excel、Access、dBase」メニューが出ますが、ubuntuでは出ません。Rcommanderが使用しているRODBCが(ちなみにxlsReadWriteも)Windowsでしかエクセルを読まないことが、その理由でしょう。cf. R Data Import/Export Version 2.5.1 (2007-06-27)の26ページ。 -- &new{2007-09-22 (土) 13:22:13}; - なるほど。Linux版Rcommanderには「Excel、Access、dBase」メニューが出ないんですね。 -- &new{2007-09-23 (日) 17:46:02}; #comment