R for ppc 64
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* P o w e r Mac G5+MacOS Xの64ビットネイティブモード(ppc64アーキテクチャ)でRを動かす方法
// スパム対策措置ありがとうございます
注: 比較的古い情報です。最新状況については,
- http://research.att.com/~urbanek/R/exp/
- http://wiki.urbanek.info/index.cgi?TigerGCC
を参照して下さい。
Apple Computerの P o w e r Mac G5には、IBMの64ビットプロセッサである P o w e r P C G5(P o w e r PC 970)が搭載されています。また、Macintosh PCのOSであるMacOS Xは、最近あったIntel CPUへの移行発表をみてもわかるように、複数のアーキテクチャに容易に対応することができます。
実際に現行の P o w e r Mac G5の上で、従来の P o w e r PCアーキテクチャ用のバイナリ(通称ppc)と、G5アーキテクチャ用のバイナリ(通称ppc64)を共存させることが可能です。これを利用して、P o w e r Mac G5の上でそのまま使える64ビット版のRをビルドすることができます。
上記のTigerGCCのページに、その手順が詳しく記されています。
MacOS XのネイティブAPIであるCocoaは残念ながら64ビット版が用意されていませんので、それを利用したMac版のきれいなGUIは残念ながら得られませんが、X11やコンソールだけなら使うことができます。
ただ、libreadlineもX11サポートもないRをビルドするなら、gfortranの64ビット対応版を
http://research.att.com/~urbanek/apple/gfortran-ppc-apple-5202.tar.gz
から取得するだけでできるのですが、少し使いやすくしようとすると、libreadlineやらlibncursesやらX11やらの64ビット版(これらはTigerに32ビット版はバンドルされているものの、64ビット版はバンドルされていません)もビルドしてインストールしなければなりません。この方法も上記TigerGCCページに記載されていますが、やはりかなり面倒です。
そこで、上記手順にしたがってビルドしたバイナリを置いておきます。
http://www.okada.jp.org/~mokada/R/ppc64/
に置いたのでご利用ください。
** 使い方
基本的にはMacOS Xのターミナルからシェルを使えるスキルのある方を対象としています。
+ ncurses-readline-ppc64.tar.bz2 のインストール
~ usr/local/lib/ に展開される2つの共有ライブラリファイル(readlineライブラリ, ncursesライブラリ。どちらもppc64用バイナリ)とそれへのシンボリックリンクが入っています。内容を確認した上で適宜インストールして下さい。ソースコードは ftp://ftp.gnu.org/gnu/readline/ および ftp://ftp.gnu.org/gnu/ncurses/ から取得可能であり、改変は加えていません。
+ R-2.1.1-ppc64.tar.bz2 のインストール
-- 展開すると R-2.1.1.ppc64.readline.X というフォルダができます。通常のMac版Rとの共存のため、makeしただけでmake installはされていない状態ですがそのまま使えます。ソースコードはもちろん:-) http://cran.md.tsukuba.ac.jp/ などから取得できます。
-- &color(RED){ただし、R-2.1.1.ppc64.readline.X/bin/R の先頭にあるR_HOME_DIR は展開した場所に応じて書き直して下さい。};
-- あとは、R-2.1.1.ppc64.readline.X/bin/R を実行すればRが起動します。
-- R_X11.so も入っているので、ppc64版X11がインストールされていればX11も使うことができます。
~ライセンスが少々面倒なので、X11の共有ライブラリのバイナリは置いていませんが、Tigerのgccはppc64対応なので、
http://wiki.urbanek.info/index.cgi?TigerGCC
の通りにやれば全くトラブルなくインストールできると思います。なお、TigerGCCにある通り、/usr/local/X11 にインストールして下さい。
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// スパム対策措置ありがとうございます
注: 比較的古い情報です。最新状況については,
- http://research.att.com/~urbanek/R/exp/
- http://wiki.urbanek.info/index.cgi?TigerGCC
を参照して下さい。
Apple Computerの P o w e r Mac G5には、IBMの64ビットプロセッサである P o w e r P C G5(P o w e r PC 970)が搭載されています。また、Macintosh PCのOSであるMacOS Xは、最近あったIntel CPUへの移行発表をみてもわかるように、複数のアーキテクチャに容易に対応することができます。
実際に現行の P o w e r Mac G5の上で、従来の P o w e r PCアーキテクチャ用のバイナリ(通称ppc)と、G5アーキテクチャ用のバイナリ(通称ppc64)を共存させることが可能です。これを利用して、P o w e r Mac G5の上でそのまま使える64ビット版のRをビルドすることができます。
上記のTigerGCCのページに、その手順が詳しく記されています。
MacOS XのネイティブAPIであるCocoaは残念ながら64ビット版が用意されていませんので、それを利用したMac版のきれいなGUIは残念ながら得られませんが、X11やコンソールだけなら使うことができます。
ただ、libreadlineもX11サポートもないRをビルドするなら、gfortranの64ビット対応版を
http://research.att.com/~urbanek/apple/gfortran-ppc-apple-5202.tar.gz
から取得するだけでできるのですが、少し使いやすくしようとすると、libreadlineやらlibncursesやらX11やらの64ビット版(これらはTigerに32ビット版はバンドルされているものの、64ビット版はバンドルされていません)もビルドしてインストールしなければなりません。この方法も上記TigerGCCページに記載されていますが、やはりかなり面倒です。
そこで、上記手順にしたがってビルドしたバイナリを置いておきます。
http://www.okada.jp.org/~mokada/R/ppc64/
に置いたのでご利用ください。
** 使い方
基本的にはMacOS Xのターミナルからシェルを使えるスキルのある方を対象としています。
+ ncurses-readline-ppc64.tar.bz2 のインストール
~ usr/local/lib/ に展開される2つの共有ライブラリファイル(readlineライブラリ, ncursesライブラリ。どちらもppc64用バイナリ)とそれへのシンボリックリンクが入っています。内容を確認した上で適宜インストールして下さい。ソースコードは ftp://ftp.gnu.org/gnu/readline/ および ftp://ftp.gnu.org/gnu/ncurses/ から取得可能であり、改変は加えていません。
+ R-2.1.1-ppc64.tar.bz2 のインストール
-- 展開すると R-2.1.1.ppc64.readline.X というフォルダができます。通常のMac版Rとの共存のため、makeしただけでmake installはされていない状態ですがそのまま使えます。ソースコードはもちろん:-) http://cran.md.tsukuba.ac.jp/ などから取得できます。
-- &color(RED){ただし、R-2.1.1.ppc64.readline.X/bin/R の先頭にあるR_HOME_DIR は展開した場所に応じて書き直して下さい。};
-- あとは、R-2.1.1.ppc64.readline.X/bin/R を実行すればRが起動します。
-- R_X11.so も入っているので、ppc64版X11がインストールされていればX11も使うことができます。
~ライセンスが少々面倒なので、X11の共有ライブラリのバイナリは置いていませんが、Tigerのgccはppc64対応なので、
http://wiki.urbanek.info/index.cgi?TigerGCC
の通りにやれば全くトラブルなくインストールできると思います。なお、TigerGCCにある通り、/usr/local/X11 にインストールして下さい。
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