章,節,項番号は自動的に振る
これは節
これは次の節
図表の番号を引用できるようになった。引用は figref,tabref タグによる。引用される図表には label タグでラベルを付け,引用はそのラベルを指定して行う。
未定義のラベルを参照すると ??? になる。例えば ??? のように。
複雑な記述は markdown にたよらず,html で書く
図のサイズは,デフォルトでは 400 X 300 ピクセルである。
今のところ,1 つのファイルの中では,同じサイズの図が作られる(図ごとに大きさは指定できない)。
図1.1 はヒストグラム,図1.2 は散布図である。
図のキャプションは図の下に書くのが通例なので,プロット関数の後に fig タグで,caption 引数として書く。
引用のためのラベルは label タグを,fig タグの後に書く。
図の番号の引用は,引用したい場所に figref タグを置く。figref が label タグより前にあっても差し支えない。
hist(rnorm(10000))
図 1.1 図のキャプションはこんな風に書く(本来はないタグ)
plot(rnorm(10000), rnorm(10000), col = "#00008020", pch = 19)
図 1.2 図番号は自動的に振られる
表1.1 のような,table タグによって自分で作表する表のキャプションは,表の上に tab タグを書く。表番号は自動的に振られる。
表のキャプションは表の上に書くのが通例なので,tab タグで,caption 引数として書く。
引用のためのラベルは label タグを,tab タグの後に書く。
表の番号の引用は,引用したい場所に tabref タグを置く。tabref が label タグより前にあっても差し支えない。
表 1.1 表のキャプションは,caption タグではなく,このように書く
aaa | 123 |
bbb | 456 |
表1.2 のような,knitr() の作表命令による場合も tab タグによる。
表 1.2 表のキャプションは,caption タグではなく,このように書く
性別 | 20歳代 | 30歳代 | 40歳代 |
---|---|---|---|
男 | 42 | 71 | 85 |
女 | 38 | 75 | 46 |
表1.3,1.4 のように,xtable() も使えるが,実際の出力を行う print.xtable() は LaTeX 出力がデフォルトなので,html 出力のためには明示的に print.xtable() を使わなければならない。結果を出力するには,results="asis" を指定しなければならない。
echo=FALSE を指定しないと。表題と表の間に R プログラムが挿入されてしまうので,必ず,echo=FALSE を指定しなければならない。
表 1.3 xtable() による作表結果
id | x | y | s | |
---|---|---|---|---|
1 | 629 | 0.447 | A | Aug |
2 | 290 | -0.302 | B | May |
3 | 542 | -0.841 | C | Apr |
4 | 231 | -0.007 | D | Sep |
5 | 722 | 0.076 | E | Oct |
echo=FALSE でない場合は,xtable() の caption= と print.xtable() の caption.placement="top" を同時に指定する。この場合も,表の番号は自動的に振られる。
この場合に,label タグは xtable() の後に置く。
print(xtable(iris[1:5,], caption="print(xtable(), ...) による作表結果", digits=c(0, 1, 1, 1, 1, 0)), caption.placement="top", type="html")
Sepal.Length | Sepal.Width | Petal.Length | Petal.Width | Species | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 5.1 | 3.5 | 1.4 | 0.2 | setosa |
2 | 4.9 | 3.0 | 1.4 | 0.2 | setosa |
3 | 4.7 | 3.2 | 1.3 | 0.2 | setosa |
4 | 4.6 | 3.1 | 1.5 | 0.2 | setosa |
5 | 5.0 | 3.6 | 1.4 | 0.2 | setosa |
数式の参照は knitr() の基本機能に含まれている。
「(\ref{test})式を参照」のように行う。
\[
\label{test}
V = \sum_{i=1}^n (x_i-\bar{x})^2 / n \tag{1.1}
\]