RDCOM/RCOM解説
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目次 #contents ---- *COLOR(Blue){SIZE(20){目的}} [#q57ed30b] statconnDCOM(旧RDCOMサーバ)およびrcomパッケージに関する情報をこちらでまとめています。~ statconnDCOMおよびrcomパッケージはCOM(ActiveXObject)を使って、Rと他のアプリケーションを連動させる仕組みです。~ COMにはサーバーとクライアントがあり、連動させるアプリケーションのどちらが親(Server)になるかで利用方法が異なります。~ 他言語からRを利用する場合は、statconnDCOMを使ってください。~ Rから他言語(他アプリ)を利用する場合は、rcomを使ってください。~ 関連のRExcelは、上記の機能を使って、R&RcmdrとExcelを連動させるものです。~ *COLOR(Blue){SIZE(20){ダウンロード}} [#e720e075] statconn.com: http://www.statconn.com/~ RCOMホームページ: http://sunsite.univie.ac.at/rcom/~ [[RExcel]]に(古い)解説あり。~ *statconnDCOM : 旧R(D)COM Server [#sa558065] **ライセンス [#i002b611] statconnDCOMはGPLではなく、独自のライセンスとなっています。基本的には再配布の制限以外は自由です。~ 追加:作者の一人Thomas Baierにライセンスについてメールで確認したところ、スプラッシュスクリーンの表示と再配布禁止、結果に「statconnDCOMを使った・・・」が書いてあれば、商用に使ってOKとのこと。スプラッシュスクリーンを消去するか、独自のスプラッシュスクリーンの作成、再配布を可能にした商用版の作成はネゴしてくれとのことでした。P.S 寄付も待ってるよ!とのことでした。~ **インストール[#p527e28c] statconnDCOMを上記サイトよりダウンロード後インストールする。(古いバージョンは消去しておくこと。上書きするとうまく動かないことがある。)~ Rにrcomとrscproxyパッケージをインストールし、installstatconnDCOM()実行。~ library(rcom) installstatconnDCOM() **動作チェック [#d183a92c] プログラムにstatcommメニューが作成されているので、[statconn][DCOM][Server 01 Basic Test]を実行。 StatConnectorTestが起動するので、StartRボタンを押す。~ **正常に起動した画面 [#zfe45d66] この画面になれば正常に起動している。~ #ref(RDCOM/RCOM解説/RDCOMtest1.PNG)~ #ref(RDCOM/RCOM解説/RDCOMtest2.PNG)~ **正常に起動しなかった場合(R2.11.1まで) [#o1027221] 多くの場合、RのR_HOME & PATHの設定、レジストリ(HKEY_CURRENT_USER,HKEY_LOCAL_MACHINE)の設定がうまくいっていない。~ 正常な場合の環境変数~ #ref(RDCOM/RCOM解説/statconnDCOMtest3.PNG)~ 正常な場合のレジストリの値~ #ref(RDCOM/RCOM解説/statconnDCOMtest4.PNG)~ #ref(RDCOM/RCOM解説/statconnDCOMtest5.PNG)~ **正常に起動しなかった場合(R2.12.0以降) [#m672c9aa] R2.12.0のbin/i386内にあるRSetReg.exeを起動してレジストリを設定する。~ 環境変数の設定は不要(設定すると逆に動かなくなる)~ **デバッグ [#e84de1db] そこで、MicrosoftのところからDebugView.exeを取って、何がおかしいのかを調べる。~ 私の場合、Rのコンパイル環境を整備したときの、Pathの残骸が残っていたことと、Rのレジストリキーが足りなかった。~ そこで不要なPathを消去した後、ユーザー環境変数にPATHとR_HOMEを追加し、各レジストリにRまでのパスを追加した。この対処方法はマニュアルに載っている。~ また、windowsOSのコマンドプロンプトから~ wmic environment list brief を実行すると環境変数のリストが見れるので、チェックできる。~ **環境変数をプログラムで設定(R2.11.1まで、R2.12.0以降は実行しないでください) [#lcea0f5e] #ref(RDCOM/RCOM解説/environment.wsf)~ #ref(RDCOM/RCOM解説/env.dat)~ env.dat内に設定データを作成し、environment.wsfを実行する。~ ~ **STATCONNECTORSRVLib [#n50135fb] ***メソッド [#eaaf5be6] AddGraphicsDevice(bstrName As %String, pDevice As %IDispatch) Close() Evaluate(bstrExpression As %String) as %Variant EvaluateNoReturn(bstrExpression As %String) GetConnectorInformatin(lInformationType As STATCONNECTORSRVLib.InformationType) as %String GetErrorId() as %Integer GetErrorText() as %String GetInterpreterInformtn(lInformationType As STATCONNECTORSRVLib.InformationType) as %String GetServerInformation(lInformationType As STATCONNECTORSRVLib.InformationType) as %String GetSupportedTypes(ByRef pulTypeMask As %Integer) GetSymbol(bstrSymbolName As %String) as %Variant Init(bstrConnectorName As %String) RemoveGraphicsDevice(bstrName As %String) SetCharacterOutputDevc(pCharDevice As %IDispatch) SetErrorDevice(pCharDevice As %IDispatch) SetSymbol(bstrSymbolName As %String, vData As %Variant) SetTracingDevice(pCharDevice As IDispatch) SetUserInterfaceAgent(pUIAgent As %IDispatch) IDispatchはインスタンス名~ ~ ***Rの初期化 [#d4c8e0f3] インスタンス名.Init("R") ***Rプログラムの実行 [#ie74eb3e] インスタンス名.EvaluateNoReturn("x<-rnorm(1:10)") インスタンス名.EvaluateNoReturn("plot(x)") デフォルトグラフィックデバイスにplotされる。~ *RExcel [#ed2ec4d0] R2.7.2以上でなければ動かないので注意。Excel は 32 ビット版のみ対応。 **事前準備 [#cc7bf845] -statconnDCOMをダウンロードして、インストールしておく。 -現在利用しているRのbin内にあるRSetReg.exeを実行しておく。HKEY_LOCAL_MACHINEにインストールパスが設定される。これをやらないと次のインストールに失敗する。 **インストール [#scd16551] RExcelInst.latest.exeを上記サイトよりダウンロード後インストールする。(古いRExcelプログラムは消去しておかないとうまく動かない)~ 注意)RExcelをインストールすると、statconnDCOMが落ちやすくなるので、RExcelとstatconnDCOMを使ったプログラムは現状では共存させない方が良い。~ *rcom [#m3b600b8] **rcomを使ってRからGoogleEarthを直接コントロール [#fae00896] [[GoogleEarthとR]] **rcomを使ってRからExcel起動 [#p3289c53] library(rcom) x<-comCreateObject("Excel.Application") comSetProperty(x,"Visible",TRUE) newwb<-comInvoke(comGetProperty(x,"Workbooks"),"Add") ws<-comGetProperty(newwb,"Worksheets",1) Excelの'COMObject'オブジェクトxを生成し、外部ポインタがx内に設定されます。~ comSetProperty()でExcelをVisibleにし、その後ワークブックとワークシートを生成します。~ **rcomを使ってRからパワーポイントのスライドを作る(R2PPTパッケージ) [#xc7b53b0] library(rcom) library(R2PPT) myPres<-PPT.Init(visible=FALSE) myPres<-PPT.AddTitleSlide(myPres,title="タイトルスライド",subtitle="Subtitle here") myPres<-PPT.AddTitleOnlySlide(myPres,title="Title Only",title.fontsize=40,title.font="Arial") myPres<-PPT.AddTextSlide(myPres,title="Text Slide",text="Text1 \rText2 \rText3",text.font="Arial") myPres<-PPT.SaveAs(myPres,file=paste(getwd(),"test R2PPT Pres.ppt",sep="/")) myPres<-PPT.Close(myPres) rm(myPres) 日本語も正常に表示できました [[R2PPT(rcom を用いたマイクロソフトパワーポイント用簡易 R インターフェース )パッケージ中のオブジェクト一覧]] *COLOR(Blue){SIZE(20){RExcelのデモInteractive graphicsのlabelの文字化けを回避する方法(WINXPSP2/Excel2000)}} [#abfd409b] labelに全角文字を入力すると文字化けを起こす。~ labelの文字長の計算がうまく行われていないので、Excelから渡す文字を加工してしのぐ。~ M5にlabel用の文字「Rラベル1」が入っている場合、R(半角)ラベ(全角)ル(半角)1(半角)~ =M5&REPT(" ",LENB(M5)-LEN(M5))&REPT(" ",LENB(M5)-(LENB(M5)-LEN(M5))*2) で渡す。最初のREPTの" "は全角の空白、次のREPTの" "は半角の空白。~ 要するに足りない文字長分空白を追加しているだけ。~ *COLOR(Blue){SIZE(20){複数のRのバージョンがインストールされているとRDCOMがうまく動かない(WIN)}} [#e068ce2f] カレントのバージョン指定をしないとRDCOMは上手く動かないことがあるのでbin内のRSetReg.exeを実行すると、そのバージョンがカレントになる。~ ~ *COLOR(Blue){SIZE(20){コメント欄}} [#z85a7bda] #comment(below) - 列名に日本語使ってRコマンダーに送ると文字化けが酷い。対策ありますか? -- [[tatabox]] &new{2011-08-06 (土) 15:33:04}; - statconnDCOMがR2.12.0で動かない原因は環境変数にありました。PATHとR_HOMEがあるとエラーになります。 -- [[okinawa]] &new{2010-12-02 (木) 09:39:33}; - statconnDCOMがR2.12.0で動きました。古いstatconnDCOMと環境変数および設定したレジストリの内容を全て消去してからR2.12.0をインストールし、bin/i386内のRSetReg.exeを実行してください。後はrcomパッケージをインストールした後、installstatconnDCOM()を実行してstatconnDCOMをインストールしてください。 -- [[okinawa]] &new{2010-11-30 (火) 13:42:06}; - Win R2.12.0はbin以下のディレクトリ構造が変わってしまっているのと、レジストリ構造が変わっているため、path等での問題があるようです。rcom本家でも同様の問題がすでに報告されています。 -- [[okinawa]] &new{2010-11-25 (木) 14:55:58}; - R2.12.0用のstatconnDCOM(3.1-2B7)は現在正常に動作していません。暫定的にR2.11.1用のstatconnDCOM(3.1-2B6)を置いておきます。正常に動くように改修されしだい消去しますのでご了解ください。 -- [[okinawa]] &new{2010-11-25 (木) 14:52:11}; - R2PPTパッケージが出ています。rcomを使ってRからpptスライドを作るものです。 -- [[okinawa]] &new{2009-06-29 (月) 09:12:59}; - Thomas Baierにライセンスについてメールで確認したところ、スプラッシュスクリーンの表示と再配布禁止、結果に「statconnDCOMを使った・・・」が書いてあれば、商用に使ってOKとのこと。スプラッシュスクリーンを消去するか、独自のスプラッシュスクリーンの作成、再配布を可能にした商用版の作成はネゴしてくれとのことでした。P.S 寄付も待ってるよ!とのことです。 -- [[okinawa]] &new{2009-06-15 (月) 09:26:32}; - r-comメーリングリストにて、MathematicaからRを動かす方法が公開されています。R-Linkという有償のものはあったようですが、今回のものはstatconnDCOM経由のものです。 -- [[okinawa]] &new{2009-06-15 (月) 08:58:04}; - RAndFriendsがR2.9.0対応。ststconnDCOMもR2.9.0で普通に動いてます。 -- [[okinawa]] &new{2009-04-21 (火) 09:48:28}; - RExcelの項を追加 -- [[okinawa]] &new{2009-04-15 (水) 16:41:37}; - 環境変数をプログラムで設定 追加 -- [[okinawa]] &new{2009-04-14 (火) 14:52:56}; - STATCONNECTORSRVLibのメソッドリスト追加 -- [[okinawa]] &new{2009-04-09 (木) 15:58:50}; - statconnDCOMいろいろいじってますが、結構安定して動いてるような気がします。(気のせいか?) -- [[okinawa]] &new{2009-04-08 (水) 16:31:06}; - statconnDCOMを起動するとスプラッシュスクリーンがでるのはなんとかならないのかな? -- [[okinawa]] &new{2009-04-08 (水) 15:57:54}; - statconnDCOM追加 -- [[okinawa]] &new{2009-04-08 (水) 15:56:36}; - 新しいRCOMページ、なかなかいいです。RExcelの教育videoもある。・・まあ、インストールが最大の難関なのだが・・・。 -- [[okinawa]] &new{2009-04-07 (火) 16:48:09}; - RCOMのホームページか新しくなったようです。ちゃんとサポートしてくれれば良いが・・・。 -- [[okinawa]] &new{2009-04-07 (火) 16:34:44}; - The new version 3.0-1B5 of R/Scilab (D)COM Server is out. -- [[okinawa]] &new{2008-11-11 (火) 08:46:30}; - RExcelInstallerパッケージの利用の内容を変更しました。 -- [[okinawa]] &new{2008-11-07 (金) 15:20:17}; - RExcelInstallerパッケージ利用の(3)bin内に、 binフォルダーが生成されません。 -- [[tnakagawa]] &new{2008-11-07 (金) 15:04:53}; - 今回のROOoは、Linux&OSX版もありますよ! -- [[okinawa]] &new{2008-10-15 (水) 17:24:31}; - OOo3.0(win)で動作確認しました。ExamplesはC:直下に持っていってください。 -- [[okinawa]] &new{2008-10-15 (水) 17:21:38}; - ROOoが出てます! -- [[okinawa]] &new{2008-10-15 (水) 16:59:07}; - rcomのダウンロードエリアにRandFrendsSetup2070V20(R2.7.0対応版)が登録されました。これは、Rや関連パッケージごとインストールできるものです。 -- [[okinawa]] &new{2008-04-23 (水) 08:47:51}; - RExcelStartup.xlsを起動すると、Rcmdrも起動します。また、ワークシート内にRcmdrと同じメニューが表示され、Rcmdrを操作することができます。RExcelがRcmdrを乗っ取ったって感じでしょうか? -- [[okinawa]] &new{2008-04-21 (月) 17:13:44}; - パッケージにもRExcelInstallerが追加されました。これまではRDCOMServerと一緒に提供されていましたが、単体で動くようになっています。 -- [[okinawa]] &new{2008-04-21 (月) 16:50:18}; - http://sunsite.univie.ac.at/rcom/download/devel/内に色々追加されているようです。 -- [[okinawa]] &new{2008-04-21 (月) 16:48:32}; - RExcelでInteractive graphicsのlabelが文字化けする問題の回避方法を乗せました。 -- [[okinawa]] &new{2008-04-04 (金) 09:29:15}; - rcomを使ってRからGoogleEarthを直接コントロールする(WIN)を[[GoogleEarthとR]]にUpしました。 -- [[okinawa]] &new{2007-10-10 (水) 14:34:43}; - RExcelに投稿したのだが、rcomで用いられているCOMObjectを利用したマルチバイト文字列の受け取りがうまく動いていない。どうやらCOMObjectがワードカウントをバイトカウントとしてObject内に取り込んでいるようだ。 -- [[okinawa]] &new{2007-10-01 (月) 10:34:17}; *アクセス数: [#v2022a99] &counter; 人
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目次 #contents ---- *COLOR(Blue){SIZE(20){目的}} [#q57ed30b] statconnDCOM(旧RDCOMサーバ)およびrcomパッケージに関する情報をこちらでまとめています。~ statconnDCOMおよびrcomパッケージはCOM(ActiveXObject)を使って、Rと他のアプリケーションを連動させる仕組みです。~ COMにはサーバーとクライアントがあり、連動させるアプリケーションのどちらが親(Server)になるかで利用方法が異なります。~ 他言語からRを利用する場合は、statconnDCOMを使ってください。~ Rから他言語(他アプリ)を利用する場合は、rcomを使ってください。~ 関連のRExcelは、上記の機能を使って、R&RcmdrとExcelを連動させるものです。~ *COLOR(Blue){SIZE(20){ダウンロード}} [#e720e075] statconn.com: http://www.statconn.com/~ RCOMホームページ: http://sunsite.univie.ac.at/rcom/~ [[RExcel]]に(古い)解説あり。~ *statconnDCOM : 旧R(D)COM Server [#sa558065] **ライセンス [#i002b611] statconnDCOMはGPLではなく、独自のライセンスとなっています。基本的には再配布の制限以外は自由です。~ 追加:作者の一人Thomas Baierにライセンスについてメールで確認したところ、スプラッシュスクリーンの表示と再配布禁止、結果に「statconnDCOMを使った・・・」が書いてあれば、商用に使ってOKとのこと。スプラッシュスクリーンを消去するか、独自のスプラッシュスクリーンの作成、再配布を可能にした商用版の作成はネゴしてくれとのことでした。P.S 寄付も待ってるよ!とのことでした。~ **インストール[#p527e28c] statconnDCOMを上記サイトよりダウンロード後インストールする。(古いバージョンは消去しておくこと。上書きするとうまく動かないことがある。)~ Rにrcomとrscproxyパッケージをインストールし、installstatconnDCOM()実行。~ library(rcom) installstatconnDCOM() **動作チェック [#d183a92c] プログラムにstatcommメニューが作成されているので、[statconn][DCOM][Server 01 Basic Test]を実行。 StatConnectorTestが起動するので、StartRボタンを押す。~ **正常に起動した画面 [#zfe45d66] この画面になれば正常に起動している。~ #ref(RDCOM/RCOM解説/RDCOMtest1.PNG)~ #ref(RDCOM/RCOM解説/RDCOMtest2.PNG)~ **正常に起動しなかった場合(R2.11.1まで) [#o1027221] 多くの場合、RのR_HOME & PATHの設定、レジストリ(HKEY_CURRENT_USER,HKEY_LOCAL_MACHINE)の設定がうまくいっていない。~ 正常な場合の環境変数~ #ref(RDCOM/RCOM解説/statconnDCOMtest3.PNG)~ 正常な場合のレジストリの値~ #ref(RDCOM/RCOM解説/statconnDCOMtest4.PNG)~ #ref(RDCOM/RCOM解説/statconnDCOMtest5.PNG)~ **正常に起動しなかった場合(R2.12.0以降) [#m672c9aa] R2.12.0のbin/i386内にあるRSetReg.exeを起動してレジストリを設定する。~ 環境変数の設定は不要(設定すると逆に動かなくなる)~ **デバッグ [#e84de1db] そこで、MicrosoftのところからDebugView.exeを取って、何がおかしいのかを調べる。~ 私の場合、Rのコンパイル環境を整備したときの、Pathの残骸が残っていたことと、Rのレジストリキーが足りなかった。~ そこで不要なPathを消去した後、ユーザー環境変数にPATHとR_HOMEを追加し、各レジストリにRまでのパスを追加した。この対処方法はマニュアルに載っている。~ また、windowsOSのコマンドプロンプトから~ wmic environment list brief を実行すると環境変数のリストが見れるので、チェックできる。~ **環境変数をプログラムで設定(R2.11.1まで、R2.12.0以降は実行しないでください) [#lcea0f5e] #ref(RDCOM/RCOM解説/environment.wsf)~ #ref(RDCOM/RCOM解説/env.dat)~ env.dat内に設定データを作成し、environment.wsfを実行する。~ ~ **STATCONNECTORSRVLib [#n50135fb] ***メソッド [#eaaf5be6] AddGraphicsDevice(bstrName As %String, pDevice As %IDispatch) Close() Evaluate(bstrExpression As %String) as %Variant EvaluateNoReturn(bstrExpression As %String) GetConnectorInformatin(lInformationType As STATCONNECTORSRVLib.InformationType) as %String GetErrorId() as %Integer GetErrorText() as %String GetInterpreterInformtn(lInformationType As STATCONNECTORSRVLib.InformationType) as %String GetServerInformation(lInformationType As STATCONNECTORSRVLib.InformationType) as %String GetSupportedTypes(ByRef pulTypeMask As %Integer) GetSymbol(bstrSymbolName As %String) as %Variant Init(bstrConnectorName As %String) RemoveGraphicsDevice(bstrName As %String) SetCharacterOutputDevc(pCharDevice As %IDispatch) SetErrorDevice(pCharDevice As %IDispatch) SetSymbol(bstrSymbolName As %String, vData As %Variant) SetTracingDevice(pCharDevice As IDispatch) SetUserInterfaceAgent(pUIAgent As %IDispatch) IDispatchはインスタンス名~ ~ ***Rの初期化 [#d4c8e0f3] インスタンス名.Init("R") ***Rプログラムの実行 [#ie74eb3e] インスタンス名.EvaluateNoReturn("x<-rnorm(1:10)") インスタンス名.EvaluateNoReturn("plot(x)") デフォルトグラフィックデバイスにplotされる。~ *RExcel [#ed2ec4d0] R2.7.2以上でなければ動かないので注意。Excel は 32 ビット版のみ対応。 **事前準備 [#cc7bf845] -statconnDCOMをダウンロードして、インストールしておく。 -現在利用しているRのbin内にあるRSetReg.exeを実行しておく。HKEY_LOCAL_MACHINEにインストールパスが設定される。これをやらないと次のインストールに失敗する。 **インストール [#scd16551] RExcelInst.latest.exeを上記サイトよりダウンロード後インストールする。(古いRExcelプログラムは消去しておかないとうまく動かない)~ 注意)RExcelをインストールすると、statconnDCOMが落ちやすくなるので、RExcelとstatconnDCOMを使ったプログラムは現状では共存させない方が良い。~ *rcom [#m3b600b8] **rcomを使ってRからGoogleEarthを直接コントロール [#fae00896] [[GoogleEarthとR]] **rcomを使ってRからExcel起動 [#p3289c53] library(rcom) x<-comCreateObject("Excel.Application") comSetProperty(x,"Visible",TRUE) newwb<-comInvoke(comGetProperty(x,"Workbooks"),"Add") ws<-comGetProperty(newwb,"Worksheets",1) Excelの'COMObject'オブジェクトxを生成し、外部ポインタがx内に設定されます。~ comSetProperty()でExcelをVisibleにし、その後ワークブックとワークシートを生成します。~ **rcomを使ってRからパワーポイントのスライドを作る(R2PPTパッケージ) [#xc7b53b0] library(rcom) library(R2PPT) myPres<-PPT.Init(visible=FALSE) myPres<-PPT.AddTitleSlide(myPres,title="タイトルスライド",subtitle="Subtitle here") myPres<-PPT.AddTitleOnlySlide(myPres,title="Title Only",title.fontsize=40,title.font="Arial") myPres<-PPT.AddTextSlide(myPres,title="Text Slide",text="Text1 \rText2 \rText3",text.font="Arial") myPres<-PPT.SaveAs(myPres,file=paste(getwd(),"test R2PPT Pres.ppt",sep="/")) myPres<-PPT.Close(myPres) rm(myPres) 日本語も正常に表示できました [[R2PPT(rcom を用いたマイクロソフトパワーポイント用簡易 R インターフェース )パッケージ中のオブジェクト一覧]] *COLOR(Blue){SIZE(20){RExcelのデモInteractive graphicsのlabelの文字化けを回避する方法(WINXPSP2/Excel2000)}} [#abfd409b] labelに全角文字を入力すると文字化けを起こす。~ labelの文字長の計算がうまく行われていないので、Excelから渡す文字を加工してしのぐ。~ M5にlabel用の文字「Rラベル1」が入っている場合、R(半角)ラベ(全角)ル(半角)1(半角)~ =M5&REPT(" ",LENB(M5)-LEN(M5))&REPT(" ",LENB(M5)-(LENB(M5)-LEN(M5))*2) で渡す。最初のREPTの" "は全角の空白、次のREPTの" "は半角の空白。~ 要するに足りない文字長分空白を追加しているだけ。~ *COLOR(Blue){SIZE(20){複数のRのバージョンがインストールされているとRDCOMがうまく動かない(WIN)}} [#e068ce2f] カレントのバージョン指定をしないとRDCOMは上手く動かないことがあるのでbin内のRSetReg.exeを実行すると、そのバージョンがカレントになる。~ ~ *COLOR(Blue){SIZE(20){コメント欄}} [#z85a7bda] #comment(below) - 列名に日本語使ってRコマンダーに送ると文字化けが酷い。対策ありますか? -- [[tatabox]] &new{2011-08-06 (土) 15:33:04}; - statconnDCOMがR2.12.0で動かない原因は環境変数にありました。PATHとR_HOMEがあるとエラーになります。 -- [[okinawa]] &new{2010-12-02 (木) 09:39:33}; - statconnDCOMがR2.12.0で動きました。古いstatconnDCOMと環境変数および設定したレジストリの内容を全て消去してからR2.12.0をインストールし、bin/i386内のRSetReg.exeを実行してください。後はrcomパッケージをインストールした後、installstatconnDCOM()を実行してstatconnDCOMをインストールしてください。 -- [[okinawa]] &new{2010-11-30 (火) 13:42:06}; - Win R2.12.0はbin以下のディレクトリ構造が変わってしまっているのと、レジストリ構造が変わっているため、path等での問題があるようです。rcom本家でも同様の問題がすでに報告されています。 -- [[okinawa]] &new{2010-11-25 (木) 14:55:58}; - R2.12.0用のstatconnDCOM(3.1-2B7)は現在正常に動作していません。暫定的にR2.11.1用のstatconnDCOM(3.1-2B6)を置いておきます。正常に動くように改修されしだい消去しますのでご了解ください。 -- [[okinawa]] &new{2010-11-25 (木) 14:52:11}; - R2PPTパッケージが出ています。rcomを使ってRからpptスライドを作るものです。 -- [[okinawa]] &new{2009-06-29 (月) 09:12:59}; - Thomas Baierにライセンスについてメールで確認したところ、スプラッシュスクリーンの表示と再配布禁止、結果に「statconnDCOMを使った・・・」が書いてあれば、商用に使ってOKとのこと。スプラッシュスクリーンを消去するか、独自のスプラッシュスクリーンの作成、再配布を可能にした商用版の作成はネゴしてくれとのことでした。P.S 寄付も待ってるよ!とのことです。 -- [[okinawa]] &new{2009-06-15 (月) 09:26:32}; - r-comメーリングリストにて、MathematicaからRを動かす方法が公開されています。R-Linkという有償のものはあったようですが、今回のものはstatconnDCOM経由のものです。 -- [[okinawa]] &new{2009-06-15 (月) 08:58:04}; - RAndFriendsがR2.9.0対応。ststconnDCOMもR2.9.0で普通に動いてます。 -- [[okinawa]] &new{2009-04-21 (火) 09:48:28}; - RExcelの項を追加 -- [[okinawa]] &new{2009-04-15 (水) 16:41:37}; - 環境変数をプログラムで設定 追加 -- [[okinawa]] &new{2009-04-14 (火) 14:52:56}; - STATCONNECTORSRVLibのメソッドリスト追加 -- [[okinawa]] &new{2009-04-09 (木) 15:58:50}; - statconnDCOMいろいろいじってますが、結構安定して動いてるような気がします。(気のせいか?) -- [[okinawa]] &new{2009-04-08 (水) 16:31:06}; - statconnDCOMを起動するとスプラッシュスクリーンがでるのはなんとかならないのかな? -- [[okinawa]] &new{2009-04-08 (水) 15:57:54}; - statconnDCOM追加 -- [[okinawa]] &new{2009-04-08 (水) 15:56:36}; - 新しいRCOMページ、なかなかいいです。RExcelの教育videoもある。・・まあ、インストールが最大の難関なのだが・・・。 -- [[okinawa]] &new{2009-04-07 (火) 16:48:09}; - RCOMのホームページか新しくなったようです。ちゃんとサポートしてくれれば良いが・・・。 -- [[okinawa]] &new{2009-04-07 (火) 16:34:44}; - The new version 3.0-1B5 of R/Scilab (D)COM Server is out. -- [[okinawa]] &new{2008-11-11 (火) 08:46:30}; - RExcelInstallerパッケージの利用の内容を変更しました。 -- [[okinawa]] &new{2008-11-07 (金) 15:20:17}; - RExcelInstallerパッケージ利用の(3)bin内に、 binフォルダーが生成されません。 -- [[tnakagawa]] &new{2008-11-07 (金) 15:04:53}; - 今回のROOoは、Linux&OSX版もありますよ! -- [[okinawa]] &new{2008-10-15 (水) 17:24:31}; - OOo3.0(win)で動作確認しました。ExamplesはC:直下に持っていってください。 -- [[okinawa]] &new{2008-10-15 (水) 17:21:38}; - ROOoが出てます! -- [[okinawa]] &new{2008-10-15 (水) 16:59:07}; - rcomのダウンロードエリアにRandFrendsSetup2070V20(R2.7.0対応版)が登録されました。これは、Rや関連パッケージごとインストールできるものです。 -- [[okinawa]] &new{2008-04-23 (水) 08:47:51}; - RExcelStartup.xlsを起動すると、Rcmdrも起動します。また、ワークシート内にRcmdrと同じメニューが表示され、Rcmdrを操作することができます。RExcelがRcmdrを乗っ取ったって感じでしょうか? -- [[okinawa]] &new{2008-04-21 (月) 17:13:44}; - パッケージにもRExcelInstallerが追加されました。これまではRDCOMServerと一緒に提供されていましたが、単体で動くようになっています。 -- [[okinawa]] &new{2008-04-21 (月) 16:50:18}; - http://sunsite.univie.ac.at/rcom/download/devel/内に色々追加されているようです。 -- [[okinawa]] &new{2008-04-21 (月) 16:48:32}; - RExcelでInteractive graphicsのlabelが文字化けする問題の回避方法を乗せました。 -- [[okinawa]] &new{2008-04-04 (金) 09:29:15}; - rcomを使ってRからGoogleEarthを直接コントロールする(WIN)を[[GoogleEarthとR]]にUpしました。 -- [[okinawa]] &new{2007-10-10 (水) 14:34:43}; - RExcelに投稿したのだが、rcomで用いられているCOMObjectを利用したマルチバイト文字列の受け取りがうまく動いていない。どうやらCOMObjectがワードカウントをバイトカウントとしてObject内に取り込んでいるようだ。 -- [[okinawa]] &new{2007-10-01 (月) 10:34:17}; *アクセス数: [#v2022a99] &counter; 人
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添付ファイル:
statconnDCOMtest3.PNG
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RDCOMtest2.PNG
1686件
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env.dat
3572件
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statconnDCOM.latest.exe
2003件
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RDCOMtest1.PNG
3346件
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statconnDCOMtest5.PNG
3365件
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environment.wsf
3526件
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statconnDCOMtest4.PNG
3309件
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