Rの基本パッケージ中の行列分解関数一覧
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//間瀬 2004/09/08 COLOR(red){SIZE(18){Rの基本パッケージ stats 中の行列分解関数の簡易紹介}} 行列分解関数は多変量解析、線形モデル等の多くの関数の内部で用いられる。 QR 分解と特異値分解 (SVD, singular value decomposition) がその中心である。 #contents ~ *行列の QR 分解 **行列の QR 分解 行列の QR 分解を計算する。これは LINPACK ルーティン DQRDC または LAPACK ルーティン DGEQP3 (複素行列に対しては ZGEQP3) で用いられている手法への インタフェイスである。 qr(x, tol = 1e-07 , LAPACK = FALSE) qr.coef(qr, y) qr.qy(qr, y) qr.qty(qr, y) qr.resid(qr, y) qr.fitted(qr, y, k = qr$rank) qr.solve(a, b, tol = 1e-7) ## クラス qr に対する S3 メソッド solve(a, b, ...) is.qr(x) as.qr(x) **QR 分解の補助関数 これらの関数は QR オブジェクトから元の行列 X もしくは分解成分行列 Q, R を返す。 qr.X(qr, complete = FALSE, ncol =) qr.Q(qr, complete = FALSE, Dvec =) qr.R(qr, complete = FALSE) *行列の特異値 (SVD) 分解 **行列の特異値分解 長方形行列の特異値分解を計算する。 svd(x, nu = min(n, p), nv = min(n, p), LINPACK = FALSE) La.svd(x, nu=min(n, p), nv=min(n, p), method=c("dgesdd","dgesvd")) *行列のコレスキ分解 **行列のコレスキ分解 実正定値符号対称行列のコレスキ分解 (Cholesky decomposition) を計算する。 chol(x, pivot = FALSE, LINPACK = pivot) La.chol(x) **コレスキ分解による逆行列計算 対称正定値符号正方行列の逆行列をコレスキ分解から求める。 chol2inv(x, size = NCOL(x), LINPACK = FALSE) La.chol2inv(x, size = ncol(x)) *関連関数 **三角行列係数の線型方程式を解く これらの関数は係数行列が上・下三角行列である線型方程式を解く。 backsolve(r, x, k= ncol(r), upper.tri = TRUE, transpose = FALSE) forwardsolve(l, x, k= ncol(l), upper.tri = FALSE, transpose = FALSE)
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//間瀬 2004/09/08 COLOR(red){SIZE(18){Rの基本パッケージ stats 中の行列分解関数の簡易紹介}} 行列分解関数は多変量解析、線形モデル等の多くの関数の内部で用いられる。 QR 分解と特異値分解 (SVD, singular value decomposition) がその中心である。 #contents ~ *行列の QR 分解 **行列の QR 分解 行列の QR 分解を計算する。これは LINPACK ルーティン DQRDC または LAPACK ルーティン DGEQP3 (複素行列に対しては ZGEQP3) で用いられている手法への インタフェイスである。 qr(x, tol = 1e-07 , LAPACK = FALSE) qr.coef(qr, y) qr.qy(qr, y) qr.qty(qr, y) qr.resid(qr, y) qr.fitted(qr, y, k = qr$rank) qr.solve(a, b, tol = 1e-7) ## クラス qr に対する S3 メソッド solve(a, b, ...) is.qr(x) as.qr(x) **QR 分解の補助関数 これらの関数は QR オブジェクトから元の行列 X もしくは分解成分行列 Q, R を返す。 qr.X(qr, complete = FALSE, ncol =) qr.Q(qr, complete = FALSE, Dvec =) qr.R(qr, complete = FALSE) *行列の特異値 (SVD) 分解 **行列の特異値分解 長方形行列の特異値分解を計算する。 svd(x, nu = min(n, p), nv = min(n, p), LINPACK = FALSE) La.svd(x, nu=min(n, p), nv=min(n, p), method=c("dgesdd","dgesvd")) *行列のコレスキ分解 **行列のコレスキ分解 実正定値符号対称行列のコレスキ分解 (Cholesky decomposition) を計算する。 chol(x, pivot = FALSE, LINPACK = pivot) La.chol(x) **コレスキ分解による逆行列計算 対称正定値符号正方行列の逆行列をコレスキ分解から求める。 chol2inv(x, size = NCOL(x), LINPACK = FALSE) La.chol2inv(x, size = ncol(x)) *関連関数 **三角行列係数の線型方程式を解く これらの関数は係数行列が上・下三角行列である線型方程式を解く。 backsolve(r, x, k= ncol(r), upper.tri = TRUE, transpose = FALSE) forwardsolve(l, x, k= ncol(l), upper.tri = FALSE, transpose = FALSE)
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