// 谷村 2005年 4月 15日 金曜日 // 自由に加筆・修正をお願いします COLOR(red){SIZE(25){ess-rdired.el}} #contents * ess-rdired.elとは [[ess-rdired.el:http://www.anc.ed.ac.uk/~stephen/emacs/ess-rdired.el]]とは、emacs上でRを使う際に、Rのオブジェクトの一覧表示、プロット、内容表示など便利な機能を提供してくれるLispプログラムである。ess-rdired.elはStephen Eglen氏により開発・提供されている。[[ESS]]と一緒に使う。 * キー割り当て ''主なキー割り当て'' |p|オブジェクトをプロット| |v|オブジェクトの内容を表示 | |d|オブジェクトに削除マークをつける | |y|ミニバッファにオブジェクトの型を表示 | ''その他のキー割り当て'' |マウス中ボタン| オブジェクトの内容を表示 | |g|最新の状態を表示| |C-c|コマンド| |C-p または BS または ↑|1行戻る| |C-n または SPC または ↓|1行進む| |q|ess-rdiredを終了| |s|オブジェクトを並び替え| |V|オブジェクトの内容を個別に表示 | |u|削除マークを解除| |?|ヘルプ表示| |C-c C-z|*R*ウィンドウの末尾にジャンプ| |C-c C-y|*R*ウィンドウにジャンプ| |C-c C-s|| * 操作の例 最初に、M-x RでESSを起動し、例えば下記のようなコマンドを実行する x <- rnorm(20) y <- sin(seq(from=0, to=8*pi, length=100)) z <- as.data.frame(matrix(rnorm(100), 25, 5)) xyz <- list(x, y, z) 次に、M-x ess-rdiredでess-rdiredを起動する。*R dired*という分割ウィンドウが開く。ここで、オブジェクト名の上で、上述のキーを押下すると、それぞれコマンドが実行される。 &ref(ess-rdired.png); xの上でvを押下したところ。*R view*にxの内容が表示されている。 * インストール ** とりあえずちょっとだけ試したい場合 M-x load-fileでess-rdired.elを読み込む。 ** インストール方法 load-pathが通ったディレクトリにess-rdired.elを置き、設定ファイルに (autoload 'ess-rdired "ess-rdired" "View *R* objects in a dired-like buffer." t) と書いておく。[[ESS]]をインストールしていない場合は、[[ESS]]をインストールしておく。 // VineLinuxの場合は、 // # apt-get install ess * コメントなど #comment