COLOR(red){SIZE(20){グラフィックス参考実例集:円、矩形等のシンボル}} ([[グラフィックス参考実例集]]に戻る。[[Rのグラフィックスパラメータ]]を参照する。)~ COLOR(red){symbols} 関数はプロットの指定位置にシンボルを描く。シンボルは 円、正方形、矩形、星印、温度計(第一・第二例を参照)、ボックスプロット。 シンボルの相対的サイズ等を追加パラメータで指定可能。ベクトル化されている。 COLOR(red){symbols} 関数はプロットの指定位置にシンボルを描くことで多変量データを図示します。この関数は、2変量の散布図に描かれるマーカの代わりに、他の変量の情報を使って円や矩形、星形図などを描きます。 関数symbolsは、まずplotと同様の2変量の座標のデータをとり、さらにその座標に描く図形に対するパラメータとして別のデータを指定します。 デフォルトでは、symbolsは最も大きいものが1インチになるような尺度で記号を描きます。座標の尺度で書く場合はinches引数にFALSE を指定します。またinchesに数字を与えれば最も大きな記号が指定した大きさになるように記号を描きます。 円の他にも、以下のような記号(円、正方形、矩形、星印、温度計(第一・第二例を参照)、ボックスプロット)を描くことができます。 - circles 円 半径を表すベクトル - squares 正方形 辺の長さを表すベクトル - rectangles 長方形 1列めが幅、2列めが辺の高さを表す行列 - stars 星 関数starsに与えるような行列(ただしすべて0以上1 以下) - thermometers 温度計 3列または4列の行列。最初の2列が幅と高さ、3 列め、4列めが中を塗りつぶす比率(ただし3、4列めは0以上1以下) - boxplots 箱ひげ図 5列の行列。最初の2列が幅と高さ、次の2列がひげの長さ、最後が中央線の位置(ただし3、4、5列めは0以上1以下) ちなみに、シンボルの相対的サイズ等を追加パラメータで指定可能です(ベクトル化されています) x <- 1:10 y <- sort(10*runif(10)) z <- runif(10) z3 <- cbind(z, 2*runif(10), runif(10)) symbols(x, y, thermometers=cbind(.5, 1, z), inches=.5, fg = 1:10) #ref(symbols1.png) symbols(x, y, thermometers = z3, inches=FALSE) text(x,y, apply(format(round(z3, dig=2)), 1, paste, collapse = ","), adj = c(-.2,0), cex = .75, col = "purple", xpd=NA) #ref(symbols2.png) ## Note that example(trees) shows more sensible plots! N <- nrow(trees) attach(trees) ## Girth is diameter in inches symbols(Height, Volume, circles=Girth/24, inches=FALSE, main="Trees' Girth")# xlab and ylab automatically #ref(symbols3.png) ## Colors too: palette(rainbow(N, end = 0.9)) png("symbols4.png", width=400, height=400) symbols(Height, Volume, circles=Girth/16, inches=FALSE, bg = 1:N, fg="gray30", main="symbols(*, circles=Girth/16, bg = 1:N)") palette("default"); detach() #ref(symbols4.png)