COLOR(red){SIZE(20){グラフィックス参考実例集:三角多項式グラフ}}

([[グラフィックス参考実例集]]に戻る。[[Rのグラフィックスパラメータ]]を参照する。)~

*三角多項式グラフ

変数の個数や個体数が多くなると,平行座標プロットではうまく把握できないことがある。そのような場合に,全てのhcluster の結果によってクラスターを構成し,クラスターごとに色分けしてグラフを描くのも一法である。
また,変数の個数が多い場合には,ここに示す[[三角多項式グラフ:http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/Andrews.html]]も有用である。~

**使用例1:アメリカ各州のデータ

[[グラフィックス参考実例集:平行座標プロット]]と同じデータを標準化したデータに基づいて,Ward 法によりクラスター分析を行い,6 つのクラスターに分類する。左から順に,(7, 4, 6, 2, 5, 3)州がまとまる。~
これを変数ごとに標準化した後,三角多項式グラフにより描いたものが次のグラフである。~
π/2 あたりで,各色の曲線が固まっているのが観察される。
#ref(example.png, left)

**使用例2:iris データ
[[グラフィックス参考実例集:平行座標プロット]]の iris データの描画は,次のようなった。~
標準化する場合としない場合のどちらがわかりやすいかは一概には言えないかもしれない。~
いずれにしろ,この例では iris の三種が良く分離されて表示されている。

***データを標準化しなかった場合

#ref(Andrews-plot1.png, left)

***データを標準化した場合

#ref(Andrews-plot2.png, left)

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[[グラフィックス参考実例集:平行座標プロット]]も参照のこと~
                2004/08/23 [[青木繁伸]]


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