// 谷村 2005年 12月 13日 火曜日 14:22:52 JST
// 自由に加筆してください

* Tgifとは

Tgif (t-g-i-fと発音する)は、X上で動作する2Dドローイングツールです。xfigと同様に歴史が古く、UNIX系のシステムで広く使われています。図形情報をベクトルとして記憶してますから,拡大や縮小しても品質の劣化がほとんどありません。Rからtgif形式に直接出力することはできませんが、eps形式を経由してRのグラフィックを自由に改変することができます。

* インストール

** VineLinuxの場合
 # apt-get install tgif pstoedit
これでインストール作業は終了です((ただし、/etc/apt/sources.listのextrasをまだ有効にしていない場合は、有効にしておきます。また、apt-get updateも実行していなければ事前に実行しておきます。))。簡単でしょう?

** Windowsの場合

[[Windows による eps ファイル編集(ad*beソフトに頼らない方法)]]

** ソースからインストールする場合
+ [[ここ:http://bourbon.usc.edu:8001/tgif/download.html]]から最新版をダウンロードします。
+ コンパイル&インストールします

* 使い方

** Rグラフィックの読み込み

 > dev.copy2eps(file="hoge.eps")
でグラフィックをepsとして保存します。必要に応じてdev.copy2eps()にサイズやフォントなどのオプションを与えます。
 $ pstoedit -f tgif hoge.eps > hoge.obj
[[pstoedit]]でeps形式からtgif形式(objファイル)に変換します。
 $ tgif hoge.obj
hoge.objを読み込んでtgifを起動します。

** 図の編集

[[Tgif超簡単利用マニュアル:http://www.ics.kyoto-su.ac.jp/~oomoto/lecture/program/tgif/tgif_man.html]]や[[ベクトル画像の描画:http://cns-guide.sfc.keio.ac.jp/2002/10/3/2.html]]を参照。

&ref(tgif.png,center);

** 図の出力
tgifを使いたい人の多くはLaTeX用のepsが欲しい人だと思います。tgifはいろいろな形式のepsを出力できますが、プレビューなしの純粋なepsが欲しい場合には、ファイルメニューから印刷/出力フォーマットを選び、LaTeX(EPS)を選択してから、印刷します。一度出力形式を指定すると、次回から指定する必要はありません。またデフォルトでLaTeX(EPS)が選択されていると思います。印刷といってもプリンタに出力されるのではなくて、epsファイルとして出力されます。

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* リンク
- [[本家:http://bourbon.usc.edu:8001/tgif/]]
- [[Tgifでドローイング:http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/~matuda/Tgif/tgif.html]]

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* コメント
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